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かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所とは

一定の基準を満たした歯科医院

厚生労働省は、専門的な口腔管理、安全・衛生、他医療機関との連携や、地域医療への貢献など、一定の基準を満たした歯科医院を、「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」として認定しています。

粕谷歯科医院は令和3年(2021年)11月1日付で、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所として認定されました。

「予防歯科」を行うことができる保険医療機関

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)とは、むし歯および歯周病の重症化を予防し、歯の喪失リスクの低減を図る目的で、従来の削って詰める「治療中心型」の歯科治療だけでなく、歯を失わせないための「治療・管理・連携型」歯科治療、つまり予防歯科(定期的な口腔内の予防管理)を組織的に行える歯科診療所を評価する目的で、平成28年に国により新設された制度です。また、平成30年度診療報酬改定においては、歯科疾患の重症化予防に関する継続的管理や地域連携等の実績の評価等、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所の施設基準の見直しが行われました。

つまり、国は予防に対する専門性や、歯周病の専門性、施設の安全性、衛生管理、地域医療連携などを評価し、一定の基準を満たした歯科医院に対して、予防診療を保険診療にて行うことを認めているのです。

かかりつけ歯科医ってどんなところ

かかりつけ歯科医とは

日本歯科医師会は
「かかりつけ歯科医とは、安全・安心な歯科医療の提供のみならず医療・介護に係る幅広い知識と見識を備え、地域住民の生涯に亘る口腔機能の維持・向上をめざし、地域医療の一翼を担う者としてその責任を果たすことができる歯科医師をいう。」
と、HPにて発表しています。

かかりつけ歯科医の役割

・お口の中の病気の初期治療・予防治療、および継続的な治療・管理を行う
・患者の皆様の相談に応じ、適切に保健指導・予防活動を行う
・必要に応じ、専門医療機関(医科・歯科)への紹介ができる医療連携を行う
・病院や施設等に入院・入所している患者さまの口腔管理・歯科医療を行う
・障害を持つ方・要介護の方・高齢者の方に対する口腔管理・歯科医療を行う
・歯科訪問診療・介護サービスへの対応を行う
・他職種とのチーム医療連携を行う
・地域に根付いた地域包括ケアへの対応を行う

これらは日本歯科医師会が提示しているかかりつけ歯科医の役割を、わかりやすくしたものです。

信頼できるかかりつけ歯科医を持つことで、お口の中で不安なことや、疑問に思うことをなんでも相談できるようになります。

かかりつけ歯科医を持つことの大切さ

かかりつけ歯科医がいると何がいいの

厚生労働省は、かかりつけ医歯科医がいる方と、そうでない方を比較し、下記のような研究結果が出ていると提示しています。
・お子様の歯科医院でのフォローアップ回数が10回で新しい虫歯ができにくくなる(フォロー1回と比較して)
・高齢者の方で、3年以上同じ かかりつけ歯科医 がいない方は現在歯数20本未満となるリスクが高くなる
・歯の数が多いほど、医療費は低い

かかりつけ歯科医がいるとメリットがいっぱい

かかりつけ歯科医がいると、虫歯や歯周病予防ができ、歯を失うことのリスクが下げられます。
また、お口の中や健康について気になることを、気軽に相談できる専門家がいるというのは安心ですよね。

粕谷歯科医院ではスタッフ一同、みなさまに信頼していただける「かかりつけ歯科医院」でいられるよう、日々精進しています。
お口のこと、気になることは何でもご相談下さい。
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